2023年7月16日放送 テレビ東京
世界の秘境で電気をつくる！THEゼロから発電マン
『電気のない村に光を！ジャンク品から生まれる希望の発電機』
電力未普及地帯での挑戦
7/16、世界の秘境で発電をつくるというユニークなテレビ番組『THEゼロから発電マン』が放送されました。舞台となったのは、タイの最北の山岳地帯の一角、電気の通わないヤフー村。この村はラフ族が住む地域で、照英さんと電力専門家の竹尾敬三さんが電気をもたらすために訪れました。村の大きな問題は、電気の供給がないことにより、日が暮れる夕方5時までしか教育が行えない点でした。水力発電への道
竹尾さんは、利用可能な自然資源として近くの川を活用し水力発電を提案しました。しかし川は村から1km離れた地点にあり、水量も限られていることが課題となりました。この日、竹尾さんたちは現地の食事を頂きながら、雨天時には電力が十分に確保できない村の生活を目の当たりにしました。再利用品から生まれる発電機
巧みな解決策として、竹尾さんたちは中古自転車屋を訪れ、ハブダイナモ付きの自転車やバッテリーを購入しました。村に戻ると、ホースを使って水車を回すための仕組みを構築。水量が少ない川でもホースの太さを調節することで勢いを増加させ、水車を効率よく回すことが可能となりました。希望の発電機「バンブースプラッシュ」誕生
結果、ホースから出る水を利用した水力発電機「バンブースプラッシュ」が完成しました。雨季のときは水量が増加するため、移動も可能な発電機となっており、さらに測定結果は15Vの発電に成功。メンテナンス方法を伝授し、村のコミュニティーステーションに電線を這わせることで、無事に電気がつくことが確認できました。感想
このエピソードは、自分たちには当たり前の電気が、世界のある地域ではまだ豊富には供給されていないことを改めて認識させてくれます。また、日本の中古自転車や現地の自然環境を巧みに活用し、希望の発電機を作り上げた竹尾さんの知識と独創性には感銘を受けました。私たちも自分たちの生活の中で再利用可能なものを見つけ、持続可能な社会への一石を投じることができるかもしれません。#電力未普及地帯 #水力発電 #持続可能な社会
