京急電鉄、鉄道オタクの心をつかむ！ ―― 名車クイズ旅とレア体験の数々
今日は2023年7月16日のNHK総合放送、"鉄オタ選手権 京急電鉄の陣 名車をめぐるクイズ旅！激レア体験も続々！"という番組の舞台裏をご紹介します。
京急名車、その生涯はどこで続いている？
この番組はクイズ形式で展開され、出演者である礼二さんと剛さん（ともに中川家）はそれぞれの問題に頭を悩ませます。その一つ、"Q.600形など京急の引退車両が今も現役で走っているのはどこ？"の答えは、予想外のところにありました。正解は香川県の高松琴平電気鉄道・通称ことでんでした。半数以上が京急から譲渡された車両で、600形が今も現役として走行しているのは、鉄道ファンにとっては興奮の一つでしょう。
幸せを運ぶ黄色の電車
続いて訪れたのが京急の工場。ここで彼らが見つけたのは"イエローハッピートレイン"。この車両は1編成しかないという貴重さがあり、沿線に幸せを運ぶ電車をコンセプトに、黄色に塗られたこの車両は"幸せの黄色い電車"とも呼ばれています。
パタパタ愛、止まらない
さらに一行が見つけたのは京急名物パタパタ。これは駅のホームに設置されていた発車案内装置で、2022年2月に引退しましたが、その回転音は多くの人々に愛されてきました。そして彼らは行き先方向幕も発見。これらを伸ばすことで彼らの興奮は最高潮に達しました。
遊び心満載、京急電鉄のイベント列車
久里浜工場から横浜駅へと向かう列車の中で出された次のクイズは、京急電鉄が走らせたイベント列車についてでした。その答えがファンサービスの手厚さを物語るものでした。その中でも、"油壺マリンパーク"が2018年に走らせたイベント列車が特に印象的で、ペンギンやカワウソが乗車し、乗客との記念撮影が楽しめたとのこと。
新旧融合、鉄道ファンの熱気溢れる京急電鉄
この番組では、出演者たちが京急電鉄の新車「1000形」を貸し切り、その魅力を徹底的に探求しています。一行が通過した上大岡駅では、全ての種別の電車が止まるという事実に興奮を覚えました。そして横浜駅でのアナウンス体験では、自動音声だけでなく肉声のアナウンスも取り入れ、遅延などに臨機応変に対応している様子が紹介されました。
伝説の名車230形、その歴史と魅力
次に京急ミュージアムで、1930年にデビューし半世紀に渡って京急を支えてきた伝説の名車「230形」と対面しました。その赤い色と白い帯は京急のイメージ通りの電車で、当時としては最高の技術を取り入れた名車として知られています。
遊び心満載！クイズと接近メロディ
更に番組はレイザーラモンRGが、品川駅近くのカラオケボックスから京急電鉄あるあるを歌い、その接近メロディが使用されたクイズを出題。最終決戦は、その接近メロディを題材にした早押しクイズで、ここでも視聴者の心をくすぐる要素が散りばめられていました。
接近メロディクイズで盛り上がる最終決戦
「鉄オタ選手権」最終決戦では、京急接近メロディ早押しクイズが行われました。第1問では、山口百恵さんの「横須賀ストーリー」が採用された「横須賀中央駅」を、村井さんが見事に正解。続く第2問では、青物横丁駅が最寄り駅であった島倉千代子さんの出身地を絡めた問題が出され、これも吉川さんが正解しました。
そして最終問題。ゴジラが上陸した場所で知られる観音崎が近い「浦賀」を吉川さんが答え、見事優勝。その成果として記念メダルが贈られました。そして番組は、テツandトモの「なんでだろう」のメロディと共に、一つのエンディングを迎えました。
感想
この番組は、鉄道ファンだけでなく、鉄道に詳しくない方にとっても楽しめる内容でした。出演者たちが解答する京急接近メロディクイズや、歴史ある名車の解説など、その情熱と楽しさが伝わってきました。そして最後に優勝した吉川さんの達成感は、視聴者自身も何か達成した気分にさせてくれる素晴らしい瞬間でした。
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