### 🌍 世界遺産・石見銀山の足跡：温泉津
ふるカフェ系 ハルさんの休日 島根・温泉津〜華麗なる、大正モダンなカフェ
ハルさんが今回選んだのは、島根県の温泉津（ゆのつ）。この地は、世界遺産として名高い石見銀山の積み出し港として、かつて栄えた場所。今でもその歴史が息づいており、重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
### 🏰 時代を感じさせる洋館の魅力
昔の温泉地の中で突然目に入る洋館。その洋館の柱の装飾や彫刻部分は全て木製で、独特の擬洋風建築の魅力があります。この洋館を建てるきっかけに、大正時代の大工さんが「神戸まで見に行く」というエピソードが。関東甲信越地方では、洋館の参考に横浜を選ぶことが多い中、西日本では神戸が中心なのかもしれませんね。
### 🛁 大正の風情を今に伝える温泉の設備
大正時代、鉄道の車両は一等車や二等車といった具体的な区分があったように、温泉の客室や更衣室も客層に合わせて細かく区別されていたことが伺えます。そして、更衣室の天井の造りやアンティークの調度品が、その時代の優雅さを今に伝えています。しかし、木造のために温泉施設としての維持が難しく、昭和30年代には使用が止まってしまったという。
皆さん、歴史の中に溶け込むような温泉地を訪れると、時が止まったかのような感覚になりませんか？温泉津は、そのような時間を体験できる場所。特に、赤味のある「石州瓦」を使用した家々が、この地域の特色を強く感じさせます。ハルさんの旅のエピソードを読んで、私たちも一緒にその歴史の深さ、そして温泉の魅力を感じることができました。ぜひ、皆さんもこのような歴史的な場所を訪れて、日本の美しさを再確認してみてはいかがでしょうか🌸🛁💕。
