有吉の突撃カネオくん！北海道の「昆布」が世界中でブームのヒミツ

有吉の突撃！北海道の「昆布」が世界中でブームのヒミツ
2023年7月15日にNHK総合で放送された「有吉のお金発見突撃！カネオくん」で、昆布のお金のヒミツが紹介されました。その詳細とともに、出演者たちのエピソードも交えて、この日の放送内容をご紹介します。

三浦獠太とそのお金の使い道

今回のゲストは秋山竜次さん、近藤千尋さん、そして三浦獠太さんでした。彼らに「何にお金を使っている？」という質問が投げかけられ、三浦獠太さんはWBCの影響で良質のグローブを買ったというエピソードを披露しました。父が三浦知良という背景から、有吉弘行さんは当初、三浦さんがサッカーを好んでいると思い込んでいたようです。

北海道の昆布が世界でブームのヒミツ

さて、主要テーマの一つであった「昆布のお金のヒミツ」についてですが、実は昆布の国内生産の9割以上が北海道で行われています。中でも利尻昆布や羅臼昆布が有名ですが、生産量日本一は函館の真昆布でした。昆布がよく育つ条件は厳しく、水温が低く、沿岸に岩場が発達し、栄養豊富な海でなければなりません。この条件が揃う北海道は昆布の一大産地となっており、中でも函館は、森の栄養分を含んだ川の水が流れ込むなど昆布の成長に適した漁場となっています。

昆布漁の大変さとその価値

そして、この昆布漁は時間との闘いでもあります。採った昆布はその日のうちに干さなければならず、天候に左右されると品質が落ちてしまいます。それでも、2021年には函館の昆布生産高は約42億5千万円にも達したのです。それだけ、昆布の価値は絶大なものと言えるでしょう。
昆布の驚きの利用法！北海道の旅館と富山県の食文化

昆布の価値と利用法は食文化だけでなく、観光業にも及んでいます。

昆布消費金額日本一の富山県とその食文化

富山県は多くの昆布ロードの中継地で、その名残りから昆布消費金額が日本一となっています。一世帯あたりの昆布の年間支出金額は全国平均の2倍以上にも上ります。そして、この富山県の食文化を見てみると、昆布は多様な料理に活用されています。たこ焼きの具材に昆布を使用した昆布ボールや、スイーツの一つである昆布パフェも存在します。

北海道の旅館で人気の昆布を使ったサービス

一方、北海道のある旅館では昆布を使ったサービスが人気を博しています。「北海道の旅館の昆布を使ったちょっと変わったサービスとは？」というカネオクイズの問題が出されました。答えは、「昆布風呂」でした。昆布はカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が豊富なため、肌の保水力がアップすると評判です。

とろろ昆布とおぼろ昆布の違い

そして、近藤千尋さんから出た質問、「とろろ昆布とおぼろ昆布って何が違うの？」についても解説がありました。とろろ昆布は機械で削りますが、おぼろ昆布は職人が手作業で削るのが特徴です。職人の別所さん（80）によると、おぼろ昆布は手作業で薄く削るため一日にできる量が限られ、そのためとろろ昆布に比べて値段が高くなるとのこと。