家、ついて行ってイイですか？（明け方）
放送日
2023年07月11日
寂しいおじさんの物語
テレビ東京の番組「家、ついて行ってイイですか？（明け方）」では、武蔵溝ノ口駅周辺で家について行って良い人を探し、その人々の生活や物語を紹介しています。今回は、声をかけた男性・平山さんの物語が明かされました。
物価の高さに悩む平山さんの生活
平山さんは読書が趣味で、いつも本を持ち歩いています。訪れた彼の自宅は物価の高さに悩む中で築45年の2DKの部屋でした。部屋にはダンボールが積まれ、本が保管されている様子が見受けられました。彼は洗濯もせず、半年ほど同じ服を着てから捨てると話しました。また、風呂にも3年入っておらず、その理由は本にあるといいます。料理もせず、冷蔵庫には飲み物が入っているものの、コーヒー牛乳を飲まなくなった理由も本に書かれていると言います。
本から得た知識と寂しさ
平山さんが本を集め始めたきっかけは、父の病気や弟の状況だったそうです。父の胆管がんや弟のいじめで総合失調症になった経験から、彼は病気や困難について学ぶために本を読むようになったのです。訪れた周一さんの家では、平山さんが本から得た知識を行動に移している姿が見られました。寂しさに埋もれていたおじさんが、本を通じて新たな希望を見つけていく様子に感動を覚えます。
感想
この番組では、普段私たちが知ることのできない人々の生活や物語を紹介してくれます。平山さんの物語は、寂しさや困難を抱えながらも本と出会い、新たな意味を見出す姿勢に感銘を受けました。本の力は本当に素晴らしいものであり、知識や経験を通じて人々の生活を豊かにすることができるのだと改めて感じました。私たちも日常の中で、自分自身や周りの人々に寄り添い、新たな希望や喜びを見出すことができるようにしたいです。
