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初夏の木曽路をゆく、今日は勝地涼ナレーター、ドキュメント72時間

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【初夏の旅】文豪島崎藤村の足跡を追いかけて―木曽路を歩く72時間


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山間の美しい道、木曽路

文豪・島崎藤村の名作「夜明け前」にも描かれる、木曽路。長野と岐阜にまたがる山の道で、江戸時代は重要な街道の1つでした。令和の今も多くの人々が訪れ、初夏の木曽路を3日間歩いてみたところ、予想以上に多くの出会いがありました。

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妻籠宿から馬籠宿へ

長野県南部、南木曽町の妻籠宿から撮影を開始。次の宿場である馬籠宿までの約8kmの道を行き来しました。そこは緑豊かな細い山道で、道行く人々との出会いが溢れていました。途中、名古屋在住の男性やスイスから来た観光客、子どもたち連れの家族グループ、そして自転車で日本中を旅しているアメリカ人と遭遇しました。各々が木曽路を訪れる理由は様々で、そのエピソードは旅の一部となりました。

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木曽路の休憩所、茶屋の一日

道沿いに古びた建物が見えてきました。それは休憩所の茶屋で、ここで一息つく人々も多く訪れていました。茶屋当番の男性によると、「世界で行ってみたい所」が書かれたガイドブックに妻籠や馬籠が掲載されていたそうです。また、自転車で日本中を回っているアメリカ人男性が、自転車でこの地を訪れた理由は、日本の文化や風景を肌で感じるためだと話してくれました。

踏みしめる歴史と心地よい風:初夏の木曽路を巡る2日目

島崎藤村の名作「夜明け前」は“木曽路はすべて山の中である”で始まる。そんな文豪が描き出した風景が現代でも存在し、その魅力を伝えるNHK総合のドキュメント72時間、その舞台は長野と岐阜にまたがる山の道「木曽路」。6月5日の撮影2日目では、中山道の保守管理を行っている男性や、地元の人々が交代で当番を務める茶屋の当番の男性に出会います。独特の焼き印を押してもらう人々や、インスタに映る奈良井宿の魅力に触れることができます。

地元の恵みと共に:初夏の木曽路を巡る3日目

3日目、撮影が進むにつれて木曽路の風景はより深く、より鮮やかになります。たとえば、「つたむらや」という民宿を営む男性は、民宿運営の他にも米や野菜の栽培、魚の養殖といった多彩な生業を持っています。また、静岡から散歩がてらに訪れたイチゴ栽培の農家の男性との出会いも。彼らから感じる地元の生活人々の営みは、この地が持つ魅力をより深く感じさせます。

自然と共に生きる:初夏の木曽路を巡る4日目

撮影4日目、木曽路の魅力はそれだけではありません。茶屋の裏手にはカモシカの子が現れ、この地の豊かな自然を象徴しています。そして、木曽路ガイドの研修で訪れた女性グループとの出会い。皇女和宮一行がお嫁入りの際に歩いた道を歩いているという彼女たちから、木曽路が持つ歴史的価値を再認識します。

感想:初夏の木曽路の旅

この旅を通じて、私たちは「木曽路」の多面性、人々と自然が共生する美しさ、地元の生活と営み、そしてその歴史を垣間見ることができました。それぞれが織り成す物語が、この地を特別な場所にしています。私たちも一度は訪れ、その風景を肌で感じてみたいと思います。それが木曽路の持つ、普遍的な魅力なのかもしれません。

"初夏に感じる木曽路の魅力:歴史と自然と人々の共生"

#木曽路 #ドキュメント72時間 #島崎藤村