「伝統から革新へ: 地球の歩き方のリバイバル」
2023年7月13日放送 テレビ東京
カンブリア宮殿
【ガイドブックから旅の図鑑まで 伝統ガイドブックの復活劇】
旅の信頼を繋ぎ止める、「地球の歩き方」の歴史と挑戦
1979年の創刊以来、地球の歩き方は、その詳細なガイドと信頼性で、海外旅行者の間で定着してきました。このガイドブックは、スリやトラブルの情報を含む各地の情報を網羅し、詳細なフライトスケジュールなどを記載する一方で、情報の信頼性を確保するためには、実際の現地取材を重ねてきました。しかし、発売元のダイヤモンド・ビッグ社が今年5月に倒産。それにもかかわらず、2年前に学研グループに事業譲渡されたことで、地球の歩き方の運営に大きな影響は出ませんでした。新社長として任命された新井邦弘氏は前向きに挑戦を続けています。リブートへの一歩:国内シリーズの誕生
海外版の伝統から一転、新井氏とチームは国内シリーズに方向転換を試みました。その結果、東京や北海道、沖縄など9冊からなる国内シリーズは、53万部という大ヒットを記録。その秘密は、海外版と同じような情報量に加えて、例えば京都であれば京言葉や、東京では都営バスの乗り方など、各地方特有の情報を詳細に掲載している点にありました。ガイドブックの深堀り:地道な取材の力
さらに、地球の歩き方のチームは一つの地区だけでガイドブックを作成する新たな取組みも開始。たとえば、世田谷区版では、地道な取材により、見落としがちな地元のスーパーマーケットの呼び出しボタンなども紹介。スタッフ16人が1年間かけて作り上げたこのガイドブックは、地域の深い部分まで探求するという、地球の歩き方ならではの情報量と深さを備えています。[rakuten:book:20621289:detail]
私の感想
地球の歩き方の変革の取り組みを見て、私たち全員が何かを学べると思います。逆境に直面したとき、私たちは時に自身の原点に戻り、新たな視点で物事を見直す必要があります。地球の歩き方は、その歴史と伝統を尊重しつつ、未来へ向けて進化する方法を見つけました。これは、我々自身の生活、そしてビジネスにおける大切な教訓だと感じます。#地球の歩き方 #旅行ガイドブック #国内旅行